艦これは難しい。
難しいことに異論はないはず。
話題になっている難しさは、ゲームとしての難しさ、ストーリーがあるが故の、話の途中で自発的に終了しにくい難しさと見たけど。
終わりのない消耗戦をやらされている感がつらいのではないか。
しかし、ゲームの文脈として、まるで違う景色があるのではないか。
それは、ゲームがゲームではなく、日常であったならば。
朝起きて、顔を洗い、歯を磨き、デイリーを回す。
それは習慣ともいう。
朝、太陽が昇る。地球は回る。月は満ち欠けする。
そういう自然現象と共にあるかのように、デイリーを回す。
それは、ゲームが面白いかどうかといった次元を超越している。
なぜなら、戦時中だから。
戦うのに、面白いかどうかといった考える余地などない。
ただ、やり続けるという義務だけが残る。
そういう思考停止の次元に達せないならば、苦行のように感じるだろう。
しかし、その境地に達したものは幸せである。