今日のボカロ一曲。適当に聞きながらお読みください。
文章を書くのが苦手だ。
メモ程度ならいい。はてブを使っているが、短文でまとめるのは得意といってもいい。
それなのに文章を書く上では、読まれる文章を書けているとは言いがたい。
そう。一言で言えば、読みにくいのだ。
シンプルな構造でもないし、話のつながりが見えないこともある。
比喩でもなんでもなく、話が読めないこともあるだろう。
なぜ今この話題を出した? などと疑問が浮かぶようでは、話が頭に入っていかないのだ。
それに、たいていの人は目的を持って読んでいる。
僕のように、文章を書くこと自体が目的になっていては、読み手がそこから書き手の意図を拾い上げるなどは不可能だ。
何のために書かれた文章なのか、把握しないと先に進めないタイプだと、一見支離滅裂に見える文章にたじろいでしまう。
そうなっては、文章自体が失敗だったと言える。
読まれることこそが、文章の存在意義だ。
読者がページから離れた時点で負けなのだ。
そこで、自分の文章を分析してみた。
そして出てきた答えは簡単。構造がなってなかった。
話というのは、しっかりとした構造があると、伝わりやすい。
論理構成が、読み手の頭の中でしっかり再現されているということだ。
日本語の特性として存在する、ニュアンスで伝わるというのに期待しすぎ、そのまま文章にしたとたんに意図が伝わらずコミュニケーションに支障をきたすのだ。
では、どうすればいいか。
構造化をすればいい、ということになる。
ある程度の解は、出版されている本から知見を得ることができるだろう。
本に書いているような文章を書けることを目標にするべきだろうか。
あるいは、身につけるためのステップが可視化されているとは限らないので、自分なりのステップを構築する必要があるかもしれない。
目標を定めて、ステップを作る。
早く文章構造を理解したいのに、どうやら堅実な手しかなさそうだ。