対局料しかもらえなかった人間側。しかも、負けた上に囲碁以外に使い回すことができない頭脳。医療に役立てるとかあり得ない訳で。
人間が、ベットしたのはプライドなんでしょうね。それで勝負になる。
医療で役立てるといっても、どれくらい役立つか、について目安になるものが欲しかったのは確かで。AIがどういう回答をもってても、人間が役立てるかは信頼に関わる問題だから、そこで人間より優れた判断能力だ、と示すことができるのはいい。
お医者さんのほうが判断能力が高い、というのは当たり前だけど、東洋医学も西洋医学もAIの頭に突っ込んで、センサーで識別させたら、面白いことがおきそうだとは思う。
そういえば、標準体型の格闘ロボットとか作って、頭脳にいくつかのプロ格闘技の動きを覚えさせて、単純にどの格闘技が一番強いか、というのを調べることも将来的には可可能か。個人のスペックの高さが格闘技の強さを決めるのではなく、技の善し悪しだけで決められるようにはなるはず。今の格闘ファンからは怒られそうな提案だけど。